(当院のお薦め入れ歯01)ノンクラスプデンチャー「バルプラスト」
バルプラスト義歯は金属のバネをつかわない部分床義歯です。
1956年にアメリカで開発されて以来、
欧米を含む世界95カ国以上で認められたノンクラスプデンチャーです。
歯の表面に金属バネがないので、口の中にいれても入れ歯と気付かれません。
また、ナイロン12スーパーポリアミドという素材で作られています。
バルプラストは壊れにくく、入れ歯の厚さがかなり薄くできるので装着感がよく、一般に入れ歯にアレルギー反応をお持ちの患者様にも安心してお使いいただけます。
- 審美歯の表面に金属クラスプ(バネ)がないので、義歯は口腔内に入れても義歯と気づかれない。
- 快適義歯床の厚さがかなり薄くできるので、違和感が少なくなる。
- 機能性咀嚼・発音機能は平常どおりで、安定性もよく、従来の義歯の1/2の重さである。
- 精度汚同一の素材で義歯の維持部・床部を製作するので、精度の高い義歯ができます。
- 安全性無味・無臭でアレルギー反応もない。
(当院のお薦め入れ歯02)金属床義歯
金属床義歯とは、義歯床が金属でできている入れ歯です。
義歯床を金属にすることで、入れ歯を薄くすることができます。
保険の入れ歯よりも話しやすいですし、違和感が少ないです。
また、総入れ歯を作れる可能性が高くもなります。
ただし、金属床義歯は修理が難しく、非常に高価になりますので、その点はご理解下さい。
保険の入れ歯でどうしても満足できない場合は、担当の歯科医または、治療コーディネータにご相談下さい。
- ほとんどの症例で使用することができる。
- 入れ歯を薄くすることができるので、保険の入れ歯よりも話しやすく、違和感が少ない入れ歯を作れる可能性が高い。
- 金属は熱伝導性に優れているので、食事をした時の温度感覚を自然に近い状態にできる。
- 汚れが付きにくいので、清潔。
- 保険の入れ歯よりもピッタリと合った入れ歯ができる可能性が高い。
- 割れにくく、変形しにくい。
- 咀嚼能率(ものを噛む能力)が低い。※天然の歯の約10~20%
- 修理が難しい。(修理の度に金属が分厚くなってきますので、金属床義歯本来のメリットが失われる。)
- 顎の骨がだんだんと痩せてくることで徐々に合わなくなってくる。(定期的な調整が必要。)
- 落ちたり、外れたりしやすい。
- 金属床義歯には「コバルトクロム合金」という金属が最もよく使用されるが、この金属は金属アレルギーの原因となりやすい。(金属の部分にチタンを使用すれば、この問題は解決できます。)
- 値段が高い。
金属床義歯自体は強度が高いので、割れたり変形をしたりすることはありませんが、
それでも顎の骨の方が溶けて変形してしまうことは避けられないので、
いずれ作り直さなくてはならなくなります。
※金属床義歯は変形せず、半永久的に使えると勘違いしている人がたまにいらっしゃいますが、それは間違いです。
保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い
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保険の入れ歯(義歯) |
自費の入れ歯(義歯) |
人工歯の
色・形の問題 |
少ない
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多い |
床の種類 |
少ない
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多い |
入れ歯の固定方法 |
簡単な維持装置のみ
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多数 |
製作にかかる工数 |
少ない
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多い |
装着した違和感 |
比較的少ない
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少なくできる |
入れ歯の強度 |
若干劣る
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優れている |
一番注目すべき点は、自費の入れ歯(義歯)は、
設計、製作段階で医師と技工士との間で確認が十分にとられ、
より優れている入れ歯(義歯)ができるということです。
製作過程で模型制作などに使われる材料は精度の高いものが使われるので、
より適合が良くかみ合わせのしっかりしたものができます。
また、人の歯の色は千差万別です。
自費の人工歯は保険と比べて、色、形とも多数用意されており、より個人にあった自然な入れ歯を作ることができます。
人の口の中は食べ物の中に髪の毛が一本混じっていただけでも、それを感じ取れるぐらい敏感にできています。
その為、より薄くできる金属床は、口の中の違和感を和らげることが可能になります。
入れ歯(義歯)のお支払い方法について
治療費の支払い方法に関しては、当医院の治療コーディネーターにご相談ください。